「うちのチワワ、耳が垂れたままだけど大丈夫かな?」
月齢が進んでも耳が立たないと、何か問題があるのではと不安になりますよね。
実は、チワワの耳が立つ時期やスピードには、大きな個人差があります。
焦る必要はありませんが、飼い主さんのちょっとしたケアでサポートできることもあります。
この記事では、耳が立たない原因と、今すぐ始められる効果的なお手入れ方法をご紹介します。
愛犬のためにできることを、一緒に確認していきましょう。
チワワの耳が立たない原因とは?

ピンと立った大きな耳はチワワの魅力ですが、最初から立っているわけではありません。
なかなか耳が立たないのには、いくつかの理由があります。
まずは愛犬がどのタイプに当てはまるのか、冷静にチェックしてみましょう。
主な原因は、成長の段階、栄養状態、そして生まれ持った体質です。
成長途中でまだ立っていない
子犬の耳の軟骨はとても柔らかく、まだ完成していない状態です。
そのため、成長過程で垂れているのは決して珍しいことではありません。
特に耳が大きく厚みがある子は、その重みで持ち上がるのに時間がかかります。
体がしっかりしてくれば自然と立つことも多いので、焦らずに見守ってあげましょう。
栄養不足の可能性
耳をピンと立たせるには、軟骨を作るための十分な栄養が欠かせません。
カルシウムやタンパク質が足りていないと、耳の成長が後回しになることがあります。
食が細い子や、遊び食べが多い子は特に注意が必要です。
食べた栄養が骨格づくりに優先され、耳まで届いていない可能性があります。
遺伝的な要因
両親のどちらかが垂れ耳だったり、耳が大きく重いタイプだったりしませんか?
遺伝的に軟骨が薄い、耳の付け根が低いといった特徴を受け継ぐこともあります。
これは病気ではなく、その子が生まれ持った大切な個性です。
同じ兄弟でも耳が立つ子と立たない子がいるほど、個体差は大きいものです。
チワワの耳が立たない時期の目安

「いつまで待てばいいの?」とヤキモキしてしまう飼い主さんも多いはず。
耳が立つ時期にはある程度の目安がありますが、あくまで平均的な話です。
成長の流れを知っておくと、余計な不安を感じずに済みます。
ここでは、多くのチワワに見られる変化のタイミングについて解説します。
生後3~6ヶ月で立つことが多い
一般的には、生後3ヶ月頃から徐々に立ち始める子が多いようです。
早いと2ヶ月、遅い子だと6ヶ月を過ぎてから急に立つこともあります。
この時期は成長が著しく、昨日は立っていたのに今日は垂れている、なんてことも。
生後半年を過ぎても変化がない場合は、垂れ耳のまま定着する可能性が高くなります。
歯の生え変わり時期は垂れやすい
実は、歯の生え変わりと耳の状態には深い関係があります。
生後4~6ヶ月頃は永久歯への生え変わりで、大量のカルシウムが使われます。
その分、耳の軟骨への栄養が一時的に減り、立っていた耳が再び垂れてしまうことがあるのです。
これは一時的な現象が多く、歯が生え揃えばまた自然に立つケースがほとんどです。
チワワの耳が立たない時の効果的なお手入れ方法

ただ待っているだけでなく、何かしてあげたいと思うのが親心ですよね。
耳の成長を助けるために、自宅で簡単にできるケアがあります。
血行を良くしたり、栄養を補ったりする方法は、愛犬とのスキンシップにもなります。
無理のない範囲で、次のようなお手入れを取り入れてみてください。
耳のマッサージで血行を促進
耳の付け根を優しくマッサージすると、血流が良くなり軟骨の成長を助けます。
親指と人差し指で耳の根元を挟み、軽く揉みほぐすように動かしましょう。
力を入れすぎず、愛犬がうっとりするくらいの強さがベストです。
リラックスタイムの習慣にすれば、絆も深まりますよ。
栄養バランスの良い食事を与える
体を作る基本はやはり食事です。
良質なタンパク質を含むフードを選び、耳の健康を内側からサポートしましょう。
軟骨成分であるコラーゲンやグルコサミン入りのサプリメントも有効な場合があります。
ただし、与えすぎは内臓の負担になるため、獣医師に相談しながら量を調整してください。
テーピングで補助する方法
耳を固定して立ち癖をつける「テーピング(イヤーヘルパー)」という手法もあります。
通気性の良い医療用テープ(ユートクバンなど)を使い、根元を補強します。
実践する際は、以下のポイントを守りましょう。
- 皮膚トラブル防止のため、数日で貼り替える
- 耳の中が蒸れないように隙間を作る
- 気にして掻いていないかこまめにチェックする
自己流は失敗のもとなので、最初はブリーダーやトリマーに教わることをおすすめします。
チワワの耳が立たない場合に注意すべきこと

「どうしても耳を立たせたい」と焦るあまり、無理をしてはいけません。
一番大切なのは、愛犬が健康でストレスなく過ごせることです。
良かれと思ったケアが、かえって負担になってしまっては悲しいですよね。
飼い主さんが気をつけるべき注意点をまとめました。
無理な矯正は避ける
マッサージやテーピングを嫌がるなら、すぐに中止してください。
ストレスで食欲が落ちたり、元気がなくなったりしては本末転倒です。
また、強力な接着剤やガムテープの使用は、皮膚炎や脱毛を引き起こす危険があります。
愛犬の「イヤだ」というサインを見逃さないようにしましょう。
病気の可能性も確認する
成長の問題ではなく、耳のトラブルが原因で垂れていることも考えられます。
外耳炎や耳ダニなどの痒みや不快感で、耳を下げているのかもしれません。
次のような様子が見られたら要注意です。
- 耳の中から嫌なニオイがする
- 黒っぽい耳垢が溜まっている
- 頻繁に耳を掻いたり頭を振ったりする
少しでも気になる症状があれば、早めに動物病院で診てもらいましょう。
まとめ:チワワの耳が立たない悩みは焦らず適切なケアで対応しよう

チワワの耳が立たない理由は、成長スピードや栄養、遺伝などさまざまです。
生後半年頃までは変化することも多く、歯の生え変わりで一時的に垂れることもあります。
マッサージや食事でサポートしつつ、ゆったりとした気持ちで成長を見守りましょう。
もし垂れ耳のままだったとしても、それはその子だけの特別なチャームポイント。
耳の形にとらわれず、愛犬との幸せな時間を何よりも大切にしてくださいね。

