犬のマテ コマンドの教え方|初心者でも失敗しない3つのコツ

犬のしつけ

愛犬に「マテ」を教えたいけれど、何度やっても動いてしまうと悩んでいませんか?

おやつを見ると興奮してしまい、じっとしていられないことも多いですよね。

でも、失敗の原因は「犬の性格」ではなく「教える手順」にあることがほとんどです。

この記事では、初心者でも確実にマスターできる「マテの教え方」を解説します。

犬にマテのコマンドを教える前の準備

犬にマテのコマンドを教える前の準備

いきなりトレーニングを始めても、犬は何を求められているのか理解できません。

成功率を高めるためには、まず「環境」と「態勢」を整えることが大切です。

焦る気持ちを抑えて、まずは2つの準備から始めましょう。

おすわりが確実にできる状態にする

マテは、静止した状態をキープするコマンドです。

そのため、スタート地点となる「おすわり」が安定している必要があります。

おすわりが曖昧なままマテを教えると、犬は混乱してしまいます。

まずは「おすわり」と言えばすぐに座れる状態を目指してください。

土台がしっかりしていれば、マテの習得もスムーズに進みます。

静かな環境を用意する

犬の集中力は長く続きません。

テレビの音、子供の走り回る音、窓の外の物音などは天敵です。

気が散る環境では、どんなに教え方が上手くても失敗します。

最初のうちは、テレビを消し、静かな部屋で1対1になれる時間を作りましょう。

「今は飼い主さんに集中する時間だ」と犬に意識させることが重要です。

犬のマテコマンドの教え方・基本ステップ

犬のマテコマンドの教え方・基本ステップ

準備ができたら、実際にマテを教えていきましょう。

ここでは、誰でも実践できる4つのステップで解説します。

ポイントは「欲張らず、小さな成功を積み重ねること」です。

①おすわりの状態から始める

まず、愛犬と向かい合って「おすわり」をさせます。

飼い主さんはリラックスして、優しい表情を心がけてください。

おやつを持つ手は腰のあたりに置き、犬を過度に興奮させないようにします。

落ち着いたスタートが、成功への第一歩です。

②「マテ」と声をかけ手のひらを見せる

おすわりができたら、はっきりとした声で「マテ」と言います。

同時に、手のひらを犬の顔の前に掲げて見せてください。

警察官が制止するときの「止まれ」のポーズをイメージすると分かりやすいでしょう。

言葉だけでなく「ハンドサイン」を組み合わせることで、視覚的にも指示が伝わります。

この「声と手のセット」を犬に印象付けます。

③1秒でも待てたら褒める

ここが最も重要なポイントです。

最初は「マテ」と言ってからたった1秒でOKです。

犬が動き出す前に「いいこ!」と褒め、すぐにおやつを与えましょう。

「動かなければ良いことがある」と瞬時に理解させます。

長く待たせようとして失敗させるより、1秒の成功を褒める方が効果的です。

④少しずつ時間と距離を延ばす

1秒ができるようになったら、次は3秒、5秒と時間を延ばしていきます。

時間が安定してきたら、次は飼い主さんが半歩下がってみましょう。

難易度を上げるときは、以下の順番を守るとスムーズです。

  • ステップ1:目の前で時間を延ばす(時間)
  • ステップ2:時間を短くして、一歩下がる(距離)
  • ステップ3:離れた状態で時間を延ばす(時間+距離)

犬のマテコマンドの教え方で失敗しない3つのコツ

犬のマテコマンドの教え方で失敗しない3つのコツ

順調に進んでいるように見えても、途中でつまずくことがあります。

よくある失敗パターンを回避するために、3つのコツを押さえておきましょう。

これを知っているだけで、飼い主さんのストレスもぐっと減ります。

①最初は1秒から始める

繰り返しになりますが、最初から長く待たせないでください。

犬にとって「目の前におやつがあるのに食べない」のは大変な我慢です。

我慢の限界を超えて動いてしまうと、それが癖になります。

「マテ」と言った瞬間に褒めるくらいのスピード感で構いません。

成功体験を積み重ね、犬に自信を持たせてあげましょう。

②解除の合図を決めておく

マテには「終わり」の合図が必須です。

これがないと、犬は「いつ動いていいのか」を自分で判断してしまいます。

「ヨシ」「OK」など、解除の言葉(リリースワード)を家族で統一してください。

「ヨシと言われるまでは動かない」というルールが、待つ力を育てます。

おやつを与えるときは、必ず解除の言葉とセットにしましょう。

③失敗しても叱らない

もし待てずに動いてしまっても、絶対に叱ってはいけません。

叱ると犬は「マテ=怖いこと」と学習し、トレーニングを嫌がります。

失敗したときは、無言でおすわりの位置に戻し、やり直すだけで十分です。

「あれ?おやつが貰えないな?」と犬自身に考えさせることが大切です。

あくまでゲーム感覚で、楽しい雰囲気を維持しましょう。

マテのコマンドが役立つ場面

マテのコマンドが役立つ場面

マテを習得すると、愛犬との生活が驚くほど快適になります。

単なるしつけではなく、愛犬の命を守るための必須スキルでもあります。

具体的にどのようなシーンで役立つのか見てみましょう。

場面 マテの効果とメリット
食事の前 興奮をリセットし、落ち着いて食べる習慣がつく
散歩中の信号待ち 急な飛び出しを防ぎ、交通事故のリスクを減らす
玄関ドアの開閉 隙間からの脱走を防止し、安全を確保できる
来客やチャイム 飛びつきや無駄吠えを抑え、トラブルを防ぐ

特に散歩中や玄関でのマテは、とっさの事故を防ぐ命綱になります。

興奮スイッチが入ったときでも、飼い主の声で冷静になれる犬になります。

日々の小さなしつけが、愛犬の一生を守ることにつながるのです。

まとめ:犬のマテコマンドの教え方は焦らず段階的に進めよう

まとめ:犬のマテコマンドの教え方は焦らず段階的に進めよう

マテは一朝一夕で完璧になるものではありません。

最後に、成功のためのポイントをおさらいしましょう。

  1. 静かな環境で、おすわりからスタートする
  2. 「マテ」の声とハンドサインを同時に出す
  3. 最初は1秒で褒め、絶対に無理をさせない
  4. 解除の合図を決め、失敗しても叱らずやり直す

毎日5分でも良いので、楽しみながらコツコツ続けることが近道です。

もし行き詰まったときは、プロの教材やトレーナーに頼るのも一つの手です。

愛犬との信頼関係を深めながら、ゆっくりとマスターしていってくださいね。

家ではできるのに外だと無視する方へ

 

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