「またトイレ以外でしちゃった…」
何度教えても覚えない愛犬。
片付けに追われ、ついイライラしてしまう自分が嫌になりませんか?
失敗が続くと、心が折れそうになるのは当然です。
でも、安心してください。
正しい手順と犬の習性を知れば、トイレは必ず成功します。
この記事では、失敗の原因とイライラしない解決策をわかりやすく解説します。
犬がトイレを覚えない原因とは?

犬がトイレを覚えないのには、明確な理由があります。
決して「頭が悪い」わけではありません。
もしかすると、人間側の伝え方が犬にとってわかりにくいのかもしれません。
まずは、なぜ失敗してしまうのか原因を探ってみましょう。
トイレの場所がわかりにくい
犬にとって、部屋全体が広すぎると迷ってしまいます。
トイレシーツもカーペットも、犬の足裏には似たような感触です。
特に子犬や迎えたばかりの犬は、場所の認識が曖昧。
物理的な囲いがないと、「どこでもトイレ」と認識しがちです。
まずは場所を限定することがスタートラインです。
タイミングを逃している
犬が「したい!」と思った瞬間、トイレに誘導できていますか?
排泄のサインを見逃すと、その場でしてしまいます。
一般的に、次のような行動はサインの可能性が高いです。
- 床の匂いをくんくん嗅ぎ回る
- その場でクルクルと回り始める
- 急に遊びを止めてソワソワする
このサインが出たら、一刻も早くトイレへ連れて行く必要があります。
失敗を叱っている
トイレ以外で失敗した時、「こら!ダメでしょ!」と叱っていませんか?
実はこれ、トレーニングにおいて最大のNG行為です。
犬は「場所」ではなく、「排泄すること自体」を怒られたと勘違いします。
すると、飼い主の見ていない場所で隠れてするようになります。
隠れて排泄されると、褒めるチャンスも失われてしまいます。
犬がトイレを覚えないとイライラする時の心構え

毎日の失敗処理は、精神的にも辛いものです。
イライラしてしまうのは、あなたが真剣に向き合っている証拠。
でも、感情的になっても事態は好転しません。
まずは少し肩の力を抜いて、心構えを整えましょう。
個体差があることを理解する
人間と同じように、犬にも学習スピードに個体差があります。
数日で完璧になる子もいれば、数ヶ月かかる子もいます。
SNSや他の家の犬と比べて焦る必要はありません。
「この子にはこの子のペースがある」と割り切りましょう。
根気よく続ければ、成犬からでもちゃんと覚えられます。
焦りは犬にも伝わる
飼い主のイライラや焦りは、敏感な犬にすぐ伝わります。
あなたがピリピリしていると、犬も緊張してしまいます。
緊張状態では、落ち着いてトイレができません。
失敗しても「まあ、掃除すればいいか」と深呼吸。
飼い主の心の余裕が、犬の安心感につながります。
犬がトイレを覚えない時の成功トレーニング法

ここからは、具体的なトレーニング手順を紹介します。
基本を忠実に守り、シンプルに繰り返すことが成功への近道。
以下のステップを順に試してみてください。
①トイレの場所をわかりやすくする
最初はサークルやケージを使い、行動範囲を制限します。
寝床とトイレのスペースを明確に分けましょう。
部屋中に放し飼いにするのは、完全に覚えてからです。
トイレシーツを敷き詰めた囲いを作るのも効果的。
物理的に「ここでするしかない環境」を作って成功体験を積ませます。
②排泄のタイミングを見極める
犬が排泄しやすいタイミングを先回りして把握しましょう。
一般的には、以下のタイミングがチャンスです。
- 寝起きすぐ
- ご飯を食べた直後
- 激しく遊んだ後
このタイミングでトイレに誘導し、排泄を待ちます。
「ワンツー、ワンツー」など掛け声を決めるのもおすすめです。
③成功したら大げさに褒める
トイレで排泄できたら、即座に、かつ大げさに褒めます。
排泄が終わった瞬間に、高い声で「いいこ!」と伝えましょう。
ご褒美におやつを与えてもOKです。
「ここでオシッコ=良いことがある」と強烈に印象付けます。
数秒でも遅れると、何に対して褒められたか伝わらないので注意です。
④失敗しても無言で片付ける
もし失敗しても、絶対に反応してはいけません。
「あ!」と声を出すのも我慢です。
犬と目を合わせず、無言でロボットのように片付けます。
匂いが残るとまた失敗するので、消臭剤で完全に消しましょう。
失敗には「無反応」を貫くことが、一番のしつけになります。
⑤トイレシートの匂いを活用する
新しいシートに変える際、前のオシッコの匂いを少し残します。
犬は自分の排泄物の匂いがする場所で、またしようとする習性があります。
わずかに匂いがついたシートを新しいシートの上にオン。
視覚だけでなく、嗅覚でも「ここはトイレだ」と教えます。
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トイレを覚えない犬へのNG対応

良かれと思ってやっていることが、逆効果になる場合があります。
以下の行動は、犬との信頼関係を壊す恐れがあります。
絶対に避けるようにしましょう。
- 失敗した場所に鼻を無理やり押し付ける
- 叩いたり、体罰を与える
- トイレに閉じ込めて罰を与える
- 排泄中にジロジロ見つめてプレッシャーをかける
トイレは犬にとって、一番無防備になる瞬間。
安心できる場所でないと、我慢して病気になるリスクもあります。
常にポジティブで安全な場所であるよう心がけてください。
まとめ:犬がトイレを覚えない悩みもイライラせず根気強く続けよう

犬がトイレを覚えない原因と対策について解説しました。
最後に、成功のための重要ポイントを整理します。
| ステップ | ポイント |
|---|---|
| 環境作り | 囲いを使って場所を限定する |
| 観察 | 排泄のサインを見逃さない |
| 対応 | 成功は激褒め、失敗は無視 |
トレーニングは、今日やって明日できるものではありません。
しかし、正しい方法で続ければ必ず改善します。
イライラした時は一度深呼吸して、愛犬の成長を信じましょう。
どうしても上手くいかない時は、プロのノウハウを頼るのも賢い選択。
体系的に学べる教材を活用して、効率よくトレーニングを進めてみてください。


